「紫の道」最終回 「船×ウォーク」で大津再発見

11月9日(壱の道)・23日(弐の道)に引続き、紫式部と源氏物語ゆかりの地を結ぶ「紫の道」イベントの最終回として、12月7日(日)に「参の道・なぎさウォーク」を開催しました!(壱の道弐の道は過去logをご覧ください)


今日のコース「紫の道・参の道」は、美しい初冬の湖都・大津を「船×ウォーク」で味わうという趣向です。


往路は瀬田川リバークルーズで人気を博している「一番丸」に乗船し、源氏物語着想の原点ともいわれる石山寺・源氏夢回廊見学を挟んで、復路は大津港まで約8キロの「ウォーキング」という組合せです。


今回の船はレトロな雰囲気を醸すレークウェスト観光さんの「一番丸」。さらに航路は特別に、定期便の設定が無い大津港からの出発です。澄み切った冬空のもと北風が吹きぬける大津港コンコースでは、皆さん震えながら受付を済まして乗船いただきました。


紫の道・参の道


一番丸は、定刻どおり出港、一路石山寺港へと南下します。普段、車で湖岸道路を走っている方にとっても、船からの眺めは新鮮に映ったのではないでしょうか。


途中、琵琶湖大橋が蜃気楼で半分切れたように見える珍しい現象にも出くわしました。琵琶湖と瀬田川の境界を越えると、「JR東海道線」、「国道1号線」、「瀬田の唐橋」、「東海道新幹線」、「名神高速道路」の順に日本の大動脈を次々とくぐりぬけます。


紫の道・参の道


さて、少し歴史を遡ると、この「一番丸」にはモデルとなった船があります。その名は「蒸気船・一番丸」。就航したのは明治2年(1869)、今から140年ほど前のことになります。


当時の「蒸気船・一番丸」は、京阪神方面と北陸方面との中継地として、人・モノが行き交う交通の要衝・浜大津港を中心に琵琶湖北岸とを結ぶ大切な輸送手段でした。その後も、「蒸気船・一番丸」は大津町人らの手によって栄え、多くの人々に愛され親しまれていきます。


しかし、明治22年に東海道線が全通すると、しだいにその活躍の場を奪われ、他の多くの蒸気船ともども姿を消していくこととなりました。


紫の道・参の道


約1時間の船旅でしたが、軽妙な船内ガイドさんの話に耳を傾けながら、移りゆく景色に見とれているうちに、石山寺港へと到着。


ここからの案内役はNPO法人石山名月の会所属のボランティアガイド 杉江さんと福島さんのお2人にバトンタッチ。9:40から1時間ちょっと石山寺・源氏夢回廊を見学しました。


今日も、紅葉の見ごろとあって遠方からの団体客などで盛況でした。源氏夢回廊は12月14日(日)が最終日となりますので、まだの方はお早めに。


紫の道・参の道


紫の道・参の道


見学を終え、11:00に石山寺山門前に集合した皆さん全員で、今日のウォークガイド、滋賀県ウォーキング協会副会長の大西さん指導による準備運動をおこなってから、大津港へ向けて歩き始めました。同じ川岸・湖畔を眺めているのに、なぜか船からの景色とはまた違った見え方がします。


皆さんは、写真を撮る方や川柳のネタ探しをする方、思い思いのペースでゆっくり進みます。徐々に太陽が高くなり、気温も体温も上がってきて、「汗ばまず・寒すぎず」ちょうどいい感じです。


紫の道・参の道


途中のビュルツブルク広場へは、定刻の12:30に到着。ここで昼食休憩となりました。そして、新月さん特製「琵琶湖産しじみのお味噌汁」が振舞われ、皆さんからほっこり笑顔がこぼれます。


この日は、本当にお天気に恵まれて、用意されたテントを出て、なぎさ近くの野原でお弁当を召し上がる方もいらっしゃいました。


紫の道・参の道


13:30残りの半分を歩き始めます。頬をなでるようにして湖から吹く風も心地よく、絶好のウォーキング日和を満喫しました。プリンスホテルのあたりから、ゴールの大津港が見えてきます。これがけっこう近いようで遠い。少しづつ大津港に停泊するビアンカが大きくなりはじめ、心なしか足取りが軽く、速くなっていきます。ウォークガイドの大西さんを思わず追い越してしまった方もあったようです。


紫の道・参の道


14:10定刻より20分程早めに大津港へ到着。皆さん全員ケガもなく着かれました。


参加者のみなさんにとっても、きっと大津の良さを再発見できた一日だったのではないでしょうか。


今回でこの「紫の道」シリーズは終わります。ご参加くださった皆さんありがとうございました!ではまたお会いできる日まで。

 
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