ミニシンポジウム「源氏物語と香」

 紫式部が約千年前に、父藤原為時の越前赴任に伴って琵琶湖を縦断し若狭へ旅立った場所である大津市打出浜、に「源氏物語ゆかりの花々を咲かせて、次の千年後まで残していこう」という活動が、紫の道の会(会長:福井美知子氏)を中心に行われてきました。


 第一弾として4月に「式部の庭」づくり、第二弾として6月に「さざなみの庭」づくり、第三弾として10月に「源氏の庭」づくりが行われ、すべての庭の完成記念として、今回、ミニシンポジウム「源氏物語と香」を開催しました。参加者は約50名です。


 行程は、まず完成した3つの庭の見学からスタート。その後、大津港から琵琶湖汽船・環境対応新型船「megumi」に乗船して琵琶湖クルーズを楽しみました。船内での昼食をはさんで、堅田港に寄港。源氏物語ゆかりの地「浮御堂・満月寺」でお香体験をしていただきました。堅田港からは再度船に揺られて大津港へ。所要は7時間でしたが、晴天に恵まれたおかげで、参加者の方々から大変好評をいただきました。
 紫の道の会では、こうした取り組みを通して、打出の浜が源氏物語ゆかりの地として人々に愛され、源氏香花壇がそのシンボルとして後世まで受け継がれていくことを目指しています。


源氏香


「源氏の庭」をびわ湖ホールから見学。滋賀県造園協会 西地区青年委員会委員長 辻井博行氏により源氏香花壇の説明が行われました。「紫草」「藤袴」など絶滅危惧種も植え付けられています。この植物を守り、育てる活動が広まることを願う思いがひしひしと伝わってきました。


源氏香


「源氏物語とお香」と題し、源氏物語を楽しむ会 主宰 鈴木ゆみ先生より「源氏物語 梅枝」の巻の「薫物合せ」を題材にしたお話を伺いました。原文での朗読に酔いしれたひと時でした。


源氏香


環境対応船「megumi」からの秋の琵琶湖の景色もまた格別でした。
琵琶湖汽船 川戸良幸常務様のナビゲート クルージングに彩りを添えていただきました。


源氏香


源氏香


源氏香


葭風会 早川光菜先生より「香の歴史と源氏香」についてお話を伺いました。浮御堂での実施の体験に向けて、参加者の皆様も熱心に聞き入られていました。


源氏香


浮御堂での源氏香体験。香木は、東南アジアの熱帯雨林地方で何百年もかけて熟成されて出来上がる自然の恵みだそうです。この香織を鑑賞することを「香を聞く」というそうです。神経を集中し、気を鎮め、清らかな気持ちでお香を聞かれていました。


源氏香


源氏香


源氏香


☆源氏香とは...
5種類の高木をそれぞれ5包み用意します。計25包みの中から5包み取り出し、順にたいていき、香を鑑賞します。5つの香りの違いを判断し、図に表します。図は52種類あり、ひとつひとつに源氏物語の巻名がつけられています。これが源氏香といわれる由来です。


美しい琵琶湖の夕陽をながめつつ大津港まで戻ってきました。


源氏香


源氏香


ご参加いただきました皆様ありがとうございました!

 
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